坐骨神経痛になってしまうと1日中痛みがつきまとうことになるんですが、最も多いのが朝起きた時に痛みが強いと
いうことです。ほとんどの方は朝に痛みが1番強くて、日中は少し楽になる。
そして翌朝にまた痛みが強くて耐えられないというパターンです。
朝に痛みが強いと本当に辛いですよね。時間がなくて急いで会社に行かないといけないのに、身体が痛くて動かない。
やっと起き上がれたと思ったら、次は歩くのが痛い。顔も洗えない。
このように坐骨神経痛になってしまうと、朝に痛みが強いというのは特徴的であり、はっきりとした理由があります。
そこで今回はなぜ朝に痛みが強いのかという理由と、そんなときに痛みを軽くするためにできる対処法について
解説していきたいと思います。朝の痛みが強くてお困りの方はぜひご覧ください。
坐骨神経痛が朝に痛みが強く出る理由
なぜ朝起きる時に痛みが強いのでしょうか?その理由は簡単です。
寝ている時に筋肉が固まってしまうからです。坐骨神経痛が起きている時というのは、すでに筋肉が慢性的に
硬く悪い状態であるということになります。ですので、そんな状態の時に何時間も寝ていると朝起きた時に筋肉は
更に硬くなります。その上寝ている時には体温が下がりますから、血行も悪くなりがちです。
そういったことが重なって、朝起きた時には坐骨神経痛の痛みやしびれが強く出るということになります。
朝起きた時にはすごく痛いけど、活動して身体を動かしていくうちに症状が軽くなっているのは、筋肉が徐々に
ほぐれてくるからなんです。朝に痛みが強く出てしまうというのは、坐骨神経痛になってしまった以上ある程度は
仕方がありません。ですが、なにもせずに放置するのではなく少しでも楽になる、または早く治るように努めなければ
いけませんよね。そこで実際にどんな対処ができるのかについて解説していきます。
坐骨神経痛で朝に痛みが強い時にできる対処法
これから紹介することは坐骨神経痛が朝強く出てしまっている方ができる対処法になります。
時間がない朝ですが、少し早めに起きるなどしてできるかぎり行うようにしてほしいと思います。
1.起きたら入浴して温める
朝痛みが強くてやっとのことでベットから起き上がる事ができたら、そのままお風呂に入りましょう。
朝風呂です。可能であれば10~15分ぐらい湯船に浸かってしっかりと温めましょう。
炎症がない坐骨神経痛の場合は温めることで痛みが軽くなることが多いです。
もし、お風呂上りに痛みが強くなるという場合はこちらの記事をご覧ください。
お風呂上りに痛みがひどくなる坐骨神経痛について
基本的には夜に寝ている時に痛みでうずいたりすることがなければ、炎症がある可能性は低いですので
お風呂に入るようにしましょう。
2.寝る時にお尻の部分にタオルを敷く
特に布団を床に敷いて寝ているという方はこれをしてほしいのですが、寝ている時にはお尻が圧迫されている状態が
続きます。布団などが硬いとその圧迫も強くなりますから、当然朝起きた時には痛みも強くなってしまいます。
ですので、お尻の位置にバスタオルなどの大きめのタオルなどを敷いて寝るようにしてください。
これをすることで朝起きた時の痛みが軽くなっているということがよくあります。
タオルを敷くことの目的はお尻の圧迫を減らすという事ですので、数枚重ねてもいいと思います。
もしくは、寝やすい範囲でクッションをかませてもいいでしょう。
3.寝る前に臀部を軽くマッサージする
眠りにつく前にセルフマッサージをしてください。朝起きた時の筋肉の硬さを少しでも軽減させるためです。
あくまでセルフマッサージなので、強い力では行わずに軽い力で行いましょう。
マッサージの方法としては写真のように手を丸めて円を描くように行うといいでしょう。
強くしすぎると痛みが強くなってしまうことがありますので、注意してくださいね。
朝に痛みが強い坐骨神経痛の原因と対処法 まとめ
朝に痛みが強い坐骨神経痛の原因と対処法について解説してきました。
朝に痛みなどの症状が強く出る原因は、寝ている時に筋肉が硬くなってしまうからです。
坐骨神経痛になった時はこの朝の痛みはある程度は仕方ないですが、すこしでも軽くしたいものです。
今回ご紹介した3つの方法を試してみてくださいね。
この3つ以外に1番大切なのが、坐骨神経痛に対する治療です。これを並行して行うと坐骨神経痛の治りは格段に
早くなります。堺筋本町駅前整骨院では坐骨神経痛の根本的な治療を行っておりますので、お困りの方はお気軽に
ご相談ください。最後までお読みいただきありがとうございました。