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ストレートネック

スマホの普及にともなって、最近ストレートネック(スマホ首)になる方が増えてきています。ストレートネックになると単に見た目がよくないだけでなく、さまざまな身体的・精神的リスクにもつながりかねません。

そこで今回は、ストレートネックを改善するためのストレッチ6選と、ストレートネックのリスクについて解説します。

 

ストレートネックを改善するためのストレッチ6選

ストレートネック

ストレートネックは病気というわけではありませんが、頚椎(首の骨)の生理的な弯曲が失われると、さまざまな健康上のリスクが増してしまいます。そこで、ストレートネックを改善するためのストレッチを6つ厳選してご紹介します。

斜角筋群のストレッチ

斜角筋(しゃかくきん)は前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋に分かれており、それらを総称して斜角筋群と呼んでいます。

斜角筋群は第一肋骨、および第二肋骨に端を発し、第三頚椎から第七頚椎の横突起に付着しています。この筋肉が硬くなることで、首が前方へと引っ張られ、ストレートネックのリスクを増すこととなります。

また、前斜角筋と中斜角筋の間から腕神経叢といわれる神経の束が出ているため、これらの筋肉が硬くなると、手にしびれを生じることにもつながりかねません。斜角筋の簡単なストレッチは以下のようにしておこないます。

1.前を向いた状態から顔をゆっくりと右に倒す
2.左側の首が伸びていることを意識する
3.30秒たったら反対側も同様におこなう

 

胸鎖乳突筋のストレッチ

胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)は、胸骨および鎖骨に端を発し、耳の後ろあたりにある側頭骨の乳様突起に付着する筋肉です。

横からみた場合、側頭部と鎖骨、および胸骨を斜めに結んでいるため、胸鎖乳突筋が硬くなることで顔が前に倒れ、やはりストレートネックになるリスクを増します。胸鎖乳突筋のストレッチも簡単におこなうことが可能です。

1.前を向いた状態から顔をゆっくりと右に向ける
2.左側の首が伸びていることを意識する
3.30秒たったら反対側も同様におこなう

胸鎖乳突筋のストレッチをおこなう際、口が開かないよう意識しましょう。口が開くと筋肉が緩んでしまい、ストレッチ効果が減少してしまいます。

 

小胸筋のストレッチ

小胸筋は身体の前面にある筋肉の内、唯一、肩甲骨とつながっている筋肉です。そのため、小胸筋が硬くなると肩甲骨が前方へ引っ張られ、ストレートネックになるリスクが増します。小胸筋のストレッチは寝たままおこなうことが可能です。

1.布団やベッドにあおむけで寝る
2.両腕を大きく開き、胸の前を伸ばす
3.30秒×3回繰り返す

 

肩甲下筋のストレッチ

肩甲下筋(けんこうかきん)は、肩甲骨の裏側にある筋肉で、肩甲骨と上腕骨とを結んでいます。この筋肉が硬くなると肩関節が内旋し、巻き肩気味になります。

そのような状態が続くことで、ストレートネックになるリスクも高くなります。また、肩甲下筋が硬くなると、肩甲骨の動きが悪くなり、四十肩や五十肩につながることもあります。肩甲下筋のストレッチも寝たままおこなうことが可能です。

1.布団やベッドにあおむけで寝る
2.右腕を大きく上に伸ばし、左手で肘を押さえる
3.30秒たったら反対側も同様におこなう

 

大腰筋のストレッチ

大腰筋は腰と股関節をお腹側で結んでいる筋肉で、この筋肉が硬くなると骨盤が後ろに傾きやすくなります。骨盤が後ろに傾くと、バランスをとるために顔が前に倒れるので、ストレートネックになりやすいです。

1.布団やベッドに足をまっすぐ伸ばして座る
2.右足をお尻の横にくっつける
3.両手を後ろに付いてゆっくりとあおむけに近づく
4.30秒たったら反対側も同様におこなう

あおむけになれる方は完全に寝てしまっても構いませんが、身体が硬くて無理な方は、手を付いた状態で行けるところまで上体を傾けましょう。

 

殿筋群のストレッチ

殿筋群はお尻の筋肉の総称です。お尻の筋肉が硬くなると、やはり骨盤が後ろに傾き、猫背気味になってしまいます。その結果、ストレートネックになるリスクも増します。

1.布団やベッドにあおむけで寝る
2.右ひざを曲げて両手で抱える
3.右ひざを両手で引っ張って胸に近づける
4.30秒たったら反対側も同様におこなう

 

2つのストレートネック

スマホ

実は、ストレートネックには改善が期待できるタイプと、残念ながら改善が期待できないタイプの2つがあります。では、どのような違いがあるのでしょう。

 

筋緊張に由来するストレートネック

筋緊張に由来するストレートネックは、改善が期待できるタイプのストレートネックです。私たちが一般的に筋肉といった場合、それは骨格筋のことを指すケースがほとんどです。

骨格筋は文字通り骨格を支えるための筋肉なのですが、こり固まってしまうと骨を引っ張って、ゆがみを生じさせてしまいます。

骨格筋の緊張によってストレートネックになっている場合、骨格筋をストレッチングで緩めることによって、ストレートネックの改善が期待できるわけです。

 

骨自体が変形したストレートネック

ストレートネックの中には、骨自体が変形しているタイプのものもあります。その場合、残念ながら改善は期待できません。なぜなら、変形してしまった骨は、元通りにはならないからです。

 

 

ストレートネックを放置した場合のリスク

ストレートネック

ストレートネックは単に頚椎の弯曲(頚椎アーチ)が失われた状態を意味するものであって、必ずしも病気というわけではありません。ただ、ストレートネックを放置した場合、次のようなリスクがあります。

肩こりや首こり、頭痛のリスク

ストレートネックを放置した場合の最大のリスクが、肩こりや首こり、頭痛のリスクを増すということです。

首と肩は筋肉や筋膜でつながっているので、筋緊張によってストレートネックになっている場合、首こりや肩こりのリスクが必然的に上昇します。

また、首や肩の筋肉が硬くなることで脳へと送られる血液量が減少した場合、緊張型頭痛片頭痛といった一次性頭痛のリスクも増します。

目に関するリスク

目から入った情報は脳の後頭葉という場所で処理されますが、後頭葉と後頭部の生え際にある後頭下筋群には密接な関係があるとされています。

東洋医学でも天柱や風池といった目に関するツボが後頭部にありますが、ストレートネックになると後頭部の筋肉が緊張し、眼疲労や眼精疲労のリスクを増す可能性があります。

腰痛や坐骨神経痛のリスク

ストレートネックになると、必然的に顔の位置が前方へスライドします。そうなると、バランスをとるために骨盤が後ろへと倒れます。その結果、腰痛や坐骨神経痛のリスクも増すこととなります。

自律神経に関するリスク

首は自律神経の働きに大きく関与する場所であるため、筋緊張によってストレートネックになっている場合、自律神経系の症状が出やすくなります。

最近では首こり病(頚性神経筋症候群)という疾患が注目されており、首のこりによって自律神経失調症やパニック障害、不安障害などのリスクを増すと指摘されています。

 

ストレートネックを改善したいなら堺筋本町駅前整骨院へ!

ストレートネック

筋緊張によるストレートネックがなかなか改善できない場合、堺筋本町駅前整骨院で施術を受けられることがおすすめです。

筋緊張によるストレートネックは改善可能ですが、ストレートネックの状態が長く続くことで、骨の変形につながるケースもみられます。

そのため、「おかしいな」と思ったら、早めに対処することが重要です。病院で検査をしても原因が分からない症状は、もしかしたらストレートネックが原因かもしれませんよ。

まとめ
スマホが普及した現代において、ストレートネックは必ずしも珍しいものではなくなっています。ただ、何らかの症状をともなう場合、早めに対処することが重要です。

ストレートネックを放置することで、身体的不調のみならず、精神的不調がみられることもあります。何か心配なことがありましたら、堺筋本町駅前整骨院までお気軽にご連絡ください。

 

 

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